あたしが飲めぬとはっ(笑)


数日、お酒を休んだので久々に飲もうと思ったけれど、飲めなかったわ。
身体が受けつけない感じで、水割りの焼酎一杯をやっとの事で飲みました。←捨てるの勿体ないから(笑)
こりゃ、よっぽどガタが来てるわね(笑)。

父親もそうでした。
毎日酒を飲むのを楽しみにしていたけれど、60歳のある日、急に飲めなかった。
その晩の夢に何やら伸び縮みする生物が出て来て、そいつが「お前の命はあと2年だ!」と怒鳴ったそうだ。
そこで病院に行き検査を受けたら、ステージ4の胃癌。

この夢は不思議でも何でもなく、身体の変調は意識できないだけで身体は解かっているから見たのでしょう。
伸び縮みする生き物、というのも胃袋の表現でしょう。

手術は、食道から十二指腸までを切除するという広範囲の物で、喉に小腸を繋ぎ、小腸の一部をループして胃に代わるものを作るものでした。
それ以来、物が食べられなくなって体力が落ちましたが、昔の人は頑健ですね、再発もせず80まで生きました。

え?わたし?
私はもう自分は充分に生きた、との感覚しかありません。
やりたい事もなく、夢や希望もありません。それどころか、どうせ一回死ぬのだから、ここで数年伸ばしても仕方なかろう。
畳の上だろうと、病院のベットだろうと、公園のベンチだろうと、その他だろうと一回の死は同じ。としか考えられないので、このまま運に任せる心算でおります。

動ける内はやらねばならぬ事をば。