たまには武術の事でも。

久し振りに投稿いたしましょう。
どうもFacebook投稿で毎日忙しく(仕事でもないのに)、他のブログが疎かになっております。
 
さてと、門下生や武術関係者の為に、たまには武術なハナシでも致しましょうか。
 
中国武術では「練習してはならない時」という決まりがあります。それは、
食後間もなく。
飲酒時。
余りの空腹時。
心労のある時。
怒りのある時。
疲れている時。
などです。
要するに、意識散漫の状態で稽古してはならない、という事です。
雑な稽古をすることで、悪い癖がつくからですね。
しかし、この禁忌を「稽古しない為の言い訳」に使ってはいけないのも、事実。
どの様な精神状態であっても、稽古の前に整えろ、稽古しつつ集中し整えなさい、という事です。
実際、稽古しているとクリアになります。
武術と瞑想(禅)が同じである、とはここを指します。
武術とは動く禅。
と良く言われます。
なので、精神が乱れた状態で稽古など、以ての外です。
どこかの誰かのような、
稽古しててもアタマの中は高木里代子さん。
瞑想してても、頭の中は高木さん。
勤行中でも、アタマの中は高木さん。
運転中でも、高木さん。
お酒を飲んでりゃ、まるきり高木さん。
ああ~ん、高木さーん、好きで――すっ!
 
こんなテイタラクで武術家は務まりません。
つか、武術家としてだけじゃなく、人として終わってます。
 
皆さまも、ご注意あれ。